反り腰とは?原因と改善方法を解説します

コラム

今回は姿勢のお話、「反り腰」についてです。

背筋がスッと伸びて、スラリとした見た目で一見姿勢良く見えるのですが、「反り腰」になっているという人をよく見かけます。

この状態が続くと、腰への負担がかかり腰痛を引き起こしたり、お腹に力が入らなくなり下っ腹がぽっこり出てきてしまうこともあるんです。

 

反り腰の原因

反り腰とは、文字通り、腰が反っている状態のことを言います。

背骨は24個ありますが、その中でも腰周辺の骨である腰椎が前に湾曲(前弯)しています。

反り腰はこの前弯が強くなっている状態です。

この腰椎の湾曲具合には骨盤が関係しています。

・骨盤が前傾すると、腰椎は前弯を強まります

・骨盤が後傾すると、腰椎は前弯が弱まります

つまり、反り腰の原因は「骨盤が前傾している」からということになります。

・腹筋に力が入りにくい

・背筋が過剰に働いている

・ヒールの高い靴を履いている

などさまざまな要因で骨盤が前傾してしまい、反り腰になってしまいます。

 

反り腰を改善する

反り腰を改善するポイントは3つです。

・骨盤の後傾ができる

・お腹に力がしっかり入る

・背筋に柔軟性がある

これらの改善ポイントを達成するためのトレーニングを2つご紹介します。

①お尻上げ

1.仰向けに寝て、足を椅子やソファーなどに乗せます。

2.膝と股関節を直角に曲げて、足首を反らせます。

3.カカトで座面を下へ押しつけます。太ももの裏側に力が入る感覚があればOK

4.かかとで座面を押しながら、お尻とお腹に力を入れてお尻を浮かせます。このとき、背中は浮かないように気をつけましょう。

5.浮いたお尻をゆっくり下ろします。

 

 

②前もものストレッチ

1.片膝立ちになります。

2.顔・胸を前に向けたまま、お腹とお尻に力を入れて、体重を前足のほうへかけていきます。

3.膝をついている側の前ももに伸びている感覚があればOK。そのまま30秒間姿勢をキープします。

 

 

反り腰の改善には骨盤の前傾、腰椎の前弯を弱めることが重要です。

ただその動きができるだけでなく、さまざまな筋肉が連動して動き、その動作ができるように腹部・股関節の筋力トレーニングはもちろん、股関節周辺の筋肉のストレッチが必要です。

まずはこの2つの運動から始めてみてください。

 

反り腰が気になる方は一度、ご相談ください!

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